オープンしたんです、新しいサロン。
同じ9期のばたちも来てくれて、1期のヨーダさんも来てくれてありがとう!
OZAもお祝いでロッカー買ってくれてありがとう!(笑)
30歳の時に、カリスマって言われてる人のサロンで店長になったんですよ。
それで、35歳の時に表参道に「third」ってお店を出して。
37歳で武蔵小杉に「wit」をオープンしたんですけどね。
いつの頃からか、あんまり「クリエイティブ」っていう言葉を簡単に使うのが好きではなくて。
クリエイティブって、アートな創作に使うのは良いんだけど美容師が使うクリエイティブってアートな領域に辿り着いてる人って少ないんですよね。
※あくまで個人的な考え。もちろん凄い人は凄いです。
どちらかというと、マーケティングベースでお店やスタイルを作る人がほとんどで。
それはアートなのか?って思うと。
つまりはそれはクリエイティブとは言えなくて。
ただのデザインなんですよね。
そう言ってる僕はバリバリのマーケターだし、アート気質よりデザイナー気質なんですけど。
僕は自分で自分をそう理解してるんで許してください(笑)
でも昔はもっとクリエイティブなデザインが好きだったんですよね。
それが表参道で売れる為に何が必要かって考えた時に、気づけばマーケターになっててアーティストよりもデザイナーに自ら進んで行ったのかなぁ。
でもね、テレビのヘアメイクや、雑誌に出たり、CMのヘアメイクしたり。
モノづくりに参加してるとどこか自分を俯瞰して見る様になって、サッカーみたいにその時に出場するポジションを理解して役割を全うする様になるとそれはそれで楽しくて。
皆んなで取ったゴールだって思える様になったんです。
店長になった辺りから、その意識が強くなって自分よりも周りをどう動かすとか活かすとか。
経営者になっても、どうやれば運営が上手くいくとか。
どんどん、どんどんマーケター的になりディレクションが仕事になっていってね。
コルクの人達も、全員の事は分からないどそういう仕事や立場の人もたくさん居る様な気がして。
話は合うし、刺激にもなるんだが。
ずっと思ってたんですよね、このままで良いのかな?って。
自分の好きな写真家とかも、凄い仕事してて忙しいはずなのに作品撮りしてたり。
その作品の個展やってたり。
やっぱ、制作する頭や手って止めちゃダメなんですよ。
たとえ、仕事でメイクしてようとカメラマンに撮ってもらおうと。
それが自分が技術を提供する仕事としてやってるだけなら成長はなくて、自分で考えて作って撮らないと。
もちろん、それに製品価値なんてないですよ。
仕事としてもらってやってるわけじゃないし。
でも、アートと一緒で価値はそれそれの中にあるものなんでね。
良いんです、自分にとって価値があれば。
これが次なるセカンドアイデンティティになれば。
だから、久しぶりに作品撮りしたんです。
最近、何回か仕事したカメラマンにお願いして。
衣装も小道具も自分で用意して。
撮りたい写真のイメージ集めて。
自分の好きな表情してくれる子にモデルになってもらって。
いや〜、楽しかったね。
久しぶりにメイクも楽しみながら出来たし、時間はかかったけど良い写真も撮れたし。
誰かの評価なんて求めてないけど、ここからまた自分が成長出来る1歩になる気がした。
自分のアート思考が、ここからまたレベルアップしていく気がする。