コルクラボを知らない人にも、その空気を感じてもらいたい。コルクラボメンバーをもっと知ってもらいたい。そのために誕生したインタビュー企画『私のラボの歩き方』シリーズ。

今回は入会4ヶ月の新メンバーからLucyこと金森茉莉さんが登場。現在コルクラボ文化『タメ語』に挑戦中ということで、タメ語と丁寧語がいったりきたり。インタビューが終わるころにはタメ語になっているかな??ということで入会したてのメンバーが感じたコルクラボの空気感、そして関わりかたにご注目を!

金森茉莉 | Lucy
コルクラボ20期生、2024年入会
岩手県在住のプロバレエダンサー。2013年に渡独し本格的にバレエを学ぶ。既存のクラシック作品を舞台で踊る傍ら、よりクリエイティブなオリジナル作品の追求をしている。最近はYouTubeにも活動を拡大中。ペットの『ぬいぐるみカメさん』を描くマンガ家の一面も持つ。
Instagram   https://www.instagram.com/kumikoballerina
 Youtube     https://www.youtube.com/@dance_doll8611


ダンスとマンガの二刀流アーティストLucy

――改めて自己紹介をお願い!

普段は岩手県に住んでいて職業はプロバレエダンサーをしています。 バレエは初めは地元の小さいサークルで、その頃はなんとなく踊ってた記憶があるんだけど高校卒業後、ある東京のオープンレッスンに参加をしたら、素敵な先生との出会いがあって。

そこで留学のきっかけもいただいて、ドイツで本格的に習うことになったんです。
IMG_6249.png 4.54 MB写真:本場ドイツ仕込みのバレエ

結局6年くらいドイツにいて、 日本に帰ってきたのがコロナ禍。 出かけることが難しくなり地元に帰ってきたんです。当時は多くのダンサーにとっては苦しい時期だったなぁ…私は 自宅をスタジオ風に作り変えて、そこでダンスを続けてきました。

ものづくりがすごい好きで趣味でマンガも描いています。亀が好きで亀をテーマにした作品を描いているの。 コミックマーケットも一度出展させてもらったことがあるんですよ。

IMG_1785.jpg 654.76 KB写真:Lucyにはマンガ家の一面も!

――そんなLucyのコルクラボとの出会いについて教えて

マンガの活動をする中で、マンガ家の支援をしている『東京ネームタンク』さん経由でコルクラボの存在を知ったのがきっかけ。運営している㈱コルクはマンガ家のエージェントをされてたよね。

コルクラボってなんだろうと情報を調べていたら、なんとなく楽しそうな雰囲気があって、表現活動とも繋がるものがありそうだなって直感で入会しちゃったかな
Untitled design.png 1.29 MB画像:マンガの主役もバレエダンサー!

入会したら、やっぱり楽しい方たちがいっぱいいて、いろんな個性があって。すごく楽しそうだったのが印象的でした。

そして、ちょうど東京に行くタイミングに定例会*が重なったのでリアル参加をしたのですが、新しい発見とかわくわくするような出来事があってね。そのあと、アーティスト活動をやっていてモチベーションが上がっているのを感じたんだよね。以前よりももっと活動的になれているのは刺激をもらえたからだと思う。

*コルクラボでは、月に2回、定期的な勉強会イベントを開催しています。ゲストと主催・佐渡島庸平との対談や、メンバー内での企画などを取り上げており、オンライン・オフラインの両方から参加可能です。


仲間とふれあう中で見えてきた『私の現在地』

――この4ヶ月内に起こった変化は大きいね

アーティスト仲間と話をすると、一人で取り組むのは集中力が続かないという悩みが多くて、確かに私もなかなか進まないなと感じるときがあるのですが、コルクラボの仲間と会うことによって、すごいやる気が上がって。バレエももっと頑張ってみようと思えるようになった。

あとね、 なんか嫌なことがあっても凹みにくくなったというか、ちょっとメンタルが強くなったかなって感じるんです。

コルクラボの仲間たちの話を聞いていて、自身を客観的に見るきっかけをもらえていて。 ちょっと大人になったかなみたいな。 今の私にはもっとやるべきことがあるんじゃないかと大切なものに目を向けられるようになったのが大きいな。

それからダンスに取り組む姿勢がガラッと変わり、表現も変わってきているのを感じています。以前は本当にガムシャラにテクニックだけをやっていたの。でも今はもっと全体を俯瞰して、伝えたいものを伝えようみたいな。なぜ自分はダンスを続けていくのかという答えも見つかった気がします。

コルクラボには『あなたが好きなあなたでいる』というスローガンがありますよね。私、すごく好きなんです。

――入会前とのギャップはあった?

私の場合はギャップはなかったかな。 本当にすんなり受け入れられたなぁ、 単純に楽しいなって。 はじめての定例会は説明会のときにオンラインで話をした人がいて話しかけやすかったです。

みんなの雰囲気からすごく仲が良いなっていうのはもう本当に感じていて。サディ(コルクラボ主催・佐渡島庸平のニックネーム)も素晴らしい方ですし笑。 あとはタメ語で話をしているのもすごく印象的だったな。私も早く慣れていきたいです。

―― 今後コルクラボとの向き合い方で考えていることはあるかな?

まずは楽しく続けていきたい。普段の生活の中で、疲れを感じたときにはコルクラボに参加してメンテナンスしたいなって。 私にとってはふらっと立ち寄れる場所です。

そこでまた新しいものを受け取ったり感じたりするみたいな。 チャージして、また自分の場所に戻っていくみたいな。

ダンスをやっていると苦しいときがあって、コロナ禍の話もさせてもらったんだけど、一人で向き合うのは本当に大変なんだよね。でも、仲間の力を借りてちょっとでも乗り越える希望が生まれたら、絶対に出口は見つかると思っていて。

――コルクラボに興味を持っている人に、ぜひメッセージを!

私の体験だけど、絶対に入って損はないですよ、と伝えたい。すごく良い人たち、素敵な人たちがいっぱいいるのでおすすめしたいです。

私はコルクラボからたくさんの気づき、言葉では表現できない素敵なものをもらってきたので 、これからは今いるメンバーや新しく入ってくる人たちに私のダンスでちょっと元気づけられたり、感動を与えられるような作品を作っていきたいと思っています。また東京の定例会にも行けたらいいなぁ。
IMG_3991.jpg 742.67 KB写真:ペットのみなさん。かめさんの誕生日は8/27!

文・編集:すないぱ
印象的だったのは、コルクラボで見て感じたことが創作活動に影響を与えているというお話。クリエイターは表現に変換する力があるんやなぁ、すげえなぁとコルクラボ7年生(会社員)の私は首がもげるほどうなづきながらインタビューを聞かせていただきました。さてさて私も首のストレッチくらいからはじめよっかな、なんてね。


コルクラボは「コミュニティについて学ぶコミュニティ」です。メンバーによって自主運営されており、毎月2回の定例会の企画・運営から新規メンバー募集活動まで行っています。
2025年のテーマは「編集」。
「編集思考」を学び、実践していきます。

現在、22期生を募集中です(3月31日(月)締切)。少しでも興味をお持ちいただけましたら、こちら をぜひご覧ください。